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◆ 工程1
1・皮を剥ぐ
6月の中旬から下旬に、木を切り倒し、枝を落として樹皮を剥ぎ、つぎに表皮を剥ぐ。
◆ 工程2〜4
2・乾燥する
日光にあて充分に乾燥し、「しな煮」まで屋根裏部屋などにしまっておく。

3・水につける
「しな煮」の2日ぐらい前に家の前の池につけておく。

4・まく
水に浸しておいた皮を取り出し、釜に入れる大きさにぐるぐるまいて十文字にゆわえる。
◆ 工程5〜6
5・煮る(しな煮)
あか土で作ったかまどに大釜をのせ、巻いた皮と、木炭、ソーダ、水を入れて約10時間〜12時間煮る。

6・へぐれたてる
釜から出してサッと水洗いし、両手でもみほぐし、1枚1枚層ごとにはがしていく。
◆ 工程7〜9
7・こく(しなこき)
川に持って行き、流れの方向に何回となくこいていく。右手に石を持つ人や、竹棒を持つ人がいる。こくことにより、繊維だけが残り、幅広い一枚ものでやわらかいものになる。

8・漬ける
カセにした「しな」を大きな桶にいれ、こぬかと水で2昼夜漬け込み、川できれいに水洗いする。

9・乾燥する
「しなさき」まで保存しておくために、軒先などにつるして完全に乾燥させる。
◆ 工程10〜11
10・裂く(しなさき)
「しな」を水でサッとぬらして、指をたくみに操って、幅広いしなを細かく裂き、糸のようにする。裂き終わると、一束ずつに束ねてまた乾燥させておく。

11・うむ(しなうみ)
しな糸をつないでいくのに、糸のつなぎ目に爪で穴をあけ、小さい輪を作り、次のしな糸をさしいれ、よりこんで長い糸にかえていく。
◆ 工程12〜14
12・へそかき
「しなより」を容易にするために、うみ終わったしな糸は「おほけ」にたまったものをそのままひっくり返し、「へそかき」をする。中に親指を入れながら、図のような形に巻いていく。

13・撚りをかける(しなより)
乾燥するとささくれるので、「へそ」を充分にぬらして糸よりをする。

14・わくうつし
「うったて」という台に木枠を乗せ、手回しで「つむだま」から糸をうつしていく。
◆ 工程15〜17
15・整経
「へば」(整径台)に糸を引っ掛けて行くのに歩く回数を少なくするため木枠を10個以上常備し、穴のあいた板に糸を通し、上下往復して一つ幾分の縦糸をかけていく。

16・「ちきり」にまく
間に「はたくさ」をはさみながら、はた織り機の心棒「ちきり」に巻いていく。

17・そうこう通し
◆ 工程18〜20
18・おさ通し

19・おりつけ布に結ぶ

20・くだ巻き
横糸を「くだ」に巻き、「ひ」に通す。
◆ 工程21
21・織る(はたおり)
昔から織られている「いざり機」や、改良された「高はた」で織られている。
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